【無料マタニティスクール】プレママが実際に参加してみた①育児編

育児

先日、住んでいる地域の役所が開催しているマタニティースクールに参加してきました。こういうサービスが無料で受けられるのはとてもありがたいですよね。しかし、講義内容や雰囲気がどんな感じなのかわからず、なかなか参加する勇気がない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、現プレママの私が実際に参加した役所のマタニティースクールの内容をお話していきたいと思います。役所のマタニティースクールに参加したいけど勇気が出ないという方や、無料だから内容が薄いのではないかと不安に思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。妊娠中で体調が安定しない中、予定を立てて参加したのに思っていた内容と違った…なんて悲しいことにならないように、この記事が参考になれば幸いです。

結論を申しますと、無料のマタニティースクールは行く価値ありです!どんな内容だったのか詳しくお話していきます♪

役所の無料マタニティスクールの参加資格

まず、役所の無料マタニティースクールはどんな方が利用できるのか確認しましょう。

対象者

私の住んでいる地域の役所では、妊婦さんなら誰でもOKとのことでした♪他の地域に住んでいても問題ありません。ちなみにマタニティスクールの詳細は、母子手帳を配布される際に区役所の保健師さんから案内してくれます。私もその時に存在を知りました。同伴者も参加可能となっているので、パパさんも参加できますよ。

予約制

事前に電話で予約する必要があります。しかし、飛び込みで参加する妊婦さんもいらっしゃいました。定員に空きがあれば、飛び込みも受け入れているようです。

定員は20名でしたが、当日いらした妊婦さんは私を含めて3名でした(笑)毎月開催されているため、参加人数にはムラがあるのかもしれません。人気で予約が取れないということはなさそうですね。

日時

セミナーは講義内容ごとに全3回に分けて開催されるため、興味のある講義にだけ参加することもできます。どれも平日開催で、14:00~15:30の1時間半の講義です。働いている方には少し参加しずらい時間帯ですね。しかし、毎月開催されているため予定は合わせやすいと言えます。

役所の無料マタニティスクールの講義内容

今回は第1回目「育児編」の講義内容をご紹介します。

自己紹介

保健師さんの進行のもと、最初は簡単な自己紹介をしました。名前、出産予定日、分娩予約している病院名、好きなこと、嫌いなこと、聞きたいこと。保健師を含めて皆さんとても感じの良い方で、結構盛り上がりました。「好きなこと」の話では、運動やお酒を飲むことという意見が多く、「嫌いなこと」の話では、全員家事という結果に(笑)「好きなこと」は妊娠を機にできなくなったのに対し、「嫌いなこと」は妊娠を機に退職、休職した妻が全部請け負うこととなっていて、皆さん「わかる~!」と共感しまくりでした。「聞きたいこと」では、保健師さんに対して沐浴等の技術面の話、行政サービスの話などが質問されました。また、お互いの妊婦さんには、どんな体調面の変化があるか、苦手な家事をどうやってこなしているかなどを話し合いました。大体皆さん同じような悩みを抱えていて、どことなく安心した気持ちになりました。

行政サービスについて

私の住んでいる地域はいわゆる主要都市なので、比較的行政がサービスが充実していて感動しました!私は産後しばらくは働く予定がないので、育児でしんどくなったらベビーシッターを雇おうか、一時保育を申し込もうかと考えていたのですが、今って行政サービスで賄えるものがたくさんあるそうです!

例えば、ショートステイやデイケア、訪問による赤ちゃんの預かりサービスのようなものがありました。しかもお値段が破格…!これはとても参考になりました。他には、地域の子育てプラザの活動やボランティアによる育児の手伝いなどの情報もいただき、産後の過ごし方について色々と考えることができました。

赤ちゃんの泣き止まない時の対処について

赤ちゃんの泣き止ませ方や「乳幼児揺さぶられ症候群」について、DVD教材を使用しながらの説明がありました。。私は産前・産後準備のことばかり考えていたので、これまたタメになる内容でした。

使用したDVDは厚生労働省が作成した動画で、一般向けに無料公開されています。下記リンクよりご覧いただけます。https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/dv/nakiyamanai.html

赤ちゃんの「泣き」のピークは生後2か月で、なんと1日5時間以上泣くこともあるそうです。しかもそれは、特に理由もなく泣くらしいのです!ですがミルクでも、抱っこでも、排泄でもなく、何をしても泣き止まない時は、安全なベッドの上に寝かせて、そのままそばを離れていいそうです。赤ちゃんが理由もなく、泣くことは正常なことだからです。(※発熱やケガなどがあり泣き止まない場合は病院へ行きましょう。)お母さんはその間に好きなことをしてリフレッシュできます。少ししから赤ちゃんの様子を見に行くくらいの気持ちでいて良いとのことでした ₍^^₎また、ピークが生後2か月であるとわかっているだけでも、見通しが立つので気持ちが楽になりますね!

育児グッズの紹介、沐浴演習

哺乳瓶や鼻水吸引機、授乳グッズ等の実物を見せて頂きました。実際に手に取り見ることができたり、保健師がその商品のメリット、デメリットを教えてくれます。ベビー用品の企業が開催するマタニティースクールでは、当然ながら自社製品をオススメすると思いますが、ここでは忖度ない意見が聞けるので大変参考になりました。

沐浴は赤ちゃんの人形を使ってデモンストレーションをしました。私は看護学生時代に何度も練習し、実際新生児に沐浴した経験もあるのですが、他の妊婦さん達は人形相手にタジタジな様子でした。それをみて懐かしく感じつつ、「あれ、もしかして夫もタジタジになるのかな。一回練習してもらった方がいいかも…。」とハッとしました(笑)帰ってすぐに夫に話し、プレパパセミナーの申し込みをしました(笑)

役所の無料マタニティスクールのメリット、デメリット

実際に参加してみて私個人的には満足のいく内容でした。しかし働いていて土日の開催を希望する方や企業のサンプル等のお土産がほしい方、最新のグッズを見てみたい方、交流の場が欲しい方にはあまり向かないかもしれません。そういった方は企業開催のスクールや産婦人科で開催されているスクールに参加してみるのもアリだと思います。

ちなみに企業開催の場合は有料であることが多いようです。また、私の通っている産婦人科もマタニティースクールを開催していましたが、その病院で分娩予約している妊婦さんしか受け付けておらず、里帰り出産の私は対象外でした(涙)

メリット

  • 無料で誰でも受講できる
  • 住んでいる自治体単位で開催されているため、会場が近い
  • 資格と経験を持った保健師、助産師、歯科衛生士が講義してくれる
  • 行政サービスの紹介や説明がわかりやすい
  • 備品が十分にある
  • 少人数のため、個別の相談にも対応してくれる
  • 変な勧誘などは一切ない

デメリット

  • 平日の日中開催であるため、働いている方は参加しずらい
  • 参加者が少ないため、友達作りには向かない
  • 企業が開催するマタニティスクールと違い、お土産や来場者プレゼント等はない
  • 備品は少し古いものを使用している

おわりに

参加人数は少ないスクールでしたが、同じ妊婦さんや保健師さんとお話することができてとても楽しかったです。悩みを共有し、アドバイスをもらえるだけでもありがたいのですが、無料なので気軽に参加できますよね。今後あと2回セミナーがあるので、また記事にしたいと思います!

ここまでご覧いただきありがとうございます。ではまた次のブログで☆

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