新築でも中古でも、マイホーム購入は人生で大きな買い物と言えます。絶対に失敗したくありませんよね。でも「どんな知識が必要なの？」「何から始めたらいいの？」とお悩みの方も多いことでしょう。
現在私も中古のマイホーム探し中です。失敗しないために勉強した不動産の知識がおおいに役立っています。知識を持って不動産を見るようになってからは、「良い物件」なのか「悪い物件」なのか大体判断できるようになりました。
この記事では、私がマイホーム購入で失敗しないために実際にやったことを解説していきます。これを知っておくだけで、高値掴みしてしまったり、オーバーローンで苦しむリスクを減らすことができますよ♪
不動産購入で失敗しないために最初にやっておきたいことは、たった4つです！では、ひとつずつ解説していきます。
ローンを組むための土台！キャッシュフロー表の作成
マイホーム購入をするには、ほとんどの人が数十年のローンを組まなければなりません。しかし人生ではたくさんの出費が発生します。結婚、出産、子供の学費、自分の老後資金など。そのため、今は支払いできる月々のローン返済額が、数年先も支払いできるのか理解しておく必要があります。
そこで役に立つのが「キャッシュフロー表」。画像は私が実際にエクセルで作成したキャッシュフロー表です。（個人情報にあたる部分は隠しています。）
これをもとに自分がどの位のローンなら組めるのかを確認します。そうはいっても、キャッシュフロー表の作成は難易度が高いですよね。私はFP３級の資格を持っているのでなんとか自分で作成しましたが、膨大な時間と手間がかかりました(笑)最近はキャッシュフロー表を作成してくれる会社が多くなってきました。CMでもよくみかけますよね。キャッシュフロー表は人生の土台となるようなものなので、お金を払ってでも作ってもらう価値は十分ありますよ♪
マイホームをより安く！不動産投資の書籍を読む
マイホームをより安く買いたいと思うのであれば、不動産投資の書籍を読むことをオススメします。私は不動産投資の本を2冊、不動産漫画を全巻購入し、全て２周ずつ読破しました。
なぜ不動産投資の本を選ぶかというと、不動産を売る側の勉強もできるからです。売主や不動産会社の儲けの仕組みを学ぶと、買う時の値段交渉に役立てることができます。また、その物件が優良物件なのか、ゴミ物件なのかを見分ける知識もついてきます。つまり、高値掴みするリスクがグッと減るということです！
実際、最初は不動産業者に訳あり物件ばかり紹介されることがあります（笑）そんな時は「この部屋は修繕積立金の滞納はありますか？」「大規模修繕が最後に行われたのはいつですか？」といった感じで、学んだ知識を小出しにしていきます。そうすると、不動産業者も警戒して訳あり物件を紹介しにくくなるのです。
不動産業者の営業マンはとっても忙しいので、ゴミ物件を買わないと判断した人に、わざわざ時間を割いて内覧に連れていくことしません。その結果、良い物件だけを効率よく内覧することができるようになります。
知らないと怖い地域の面倒事に！知り合いに地域の聞き込み調査をする
結局、その地域に住んでいる人のお話が一番重要です。勉強した知識を活かしていい物件を見つけても、その町の特徴の全てはわかりません。
例えば、私が不動産業者の方から聞いた話で「子供に通わせる中学校にヒエラルキーができている。」というものがありました。統計的に根拠があるわけではなく、地域の人がそう考えているだけです。しかし、そのヒエラルキーに左右されて判断してくる人はきっといます。
そういう地域の面倒な部分に巻き込まれないためにも、人脈を最大限に使い、現地の人の声を聴くことが重要になってきます。
マイホーム購入はスピード勝負！実際に不動産業へ行く
良いなと思う物件が見つかったらすぐに行動です！今すぐ買うつもりがなくても、不動産屋に連絡して内覧の予約を取りましょう。良い物件をたくさんみることが、ゴミ物件を買わないための近道だからです。良い物件はすぐに購入が決まってしまい、内覧できなくなる可能性があるため、なるべく早く行動することが大切です。
また、様々な不動産屋と広くお付き合いしていくこと心がけましょう。特に大手不動産会社は自社物件（その会社しか販売できない物件）をたくさん持っているため、定期的に連絡を取りましょう。掘り出し物の物件があるかもしれません。
逆に、小さな昔からある不動産屋は「その町の特徴」をよく知っているので有益な情報を聞けるかもしれません♪
まとめ
- キャッシュフロー表を作成する
- 不動産投資の書籍を読む
- 知り合いに地域の聞き込み調査をする
- 実際に不動産業者へ行く
以上のたった4つを実践するだけで、マイホーム購入で失敗するリスクを減らすことができます。キャッシュフロー表作成や書籍の購入には多少の出費が生じますが、自己投資と思ってぜひトライしてみて下さい♪
ここまでご覧いただきありがとうございました。ではまた、次のブログで☆
